<住宅計画実行中のストレス>
総理府の調査によれば、日本の社会人全体の55%が「精神的疲労やストレスを感じている」との報告もあります。
その数字の中には、新築計画中や工事中・リフォーム工事中のストレスも含まれるのではないかと思われます。
そのストレスを解消し快適な生活を送るためには、その原因を知りその解決方法を見つけることが大切です。
今現在住んでいる家でも気が付かないうちに様々な不具合の影響で大きなストレスへと発展してしまっている場合が
あるのです。人が毎日生きるために必要な基本的要素は、食う・寝る・遊ぶ、に集約されます。我々が住宅のプランを
考えるときは、この生活基本要素のコンセプトを大事にしなければいけません。これらをしっかりした考えの中で計画を
進めないと、各部屋のバランスや生活動線がギクシャクして、毎日の生活をするのに居心地の悪い空間に
なってしまいます。リニュアルのプランの際には、見た目のデザイン的要素を取り込むことも大事ですが、
使い勝手や動線等の機能的な面を見逃すわけにはいきません。
そしてその空間のどこかに、遊び心を満足させる「ホッとした」息抜きの箇所を設ける心がけも大事です。
現代社会はストレス社会ともいわれており、ストレスを引き起こす原因をストレッサーと呼ばれていて、
それは多岐にわたり、その感じ方も人によって大きく変わります。 ストレスを解決せずにいると、
様々な病気に発展するので注意しなければいけません。
神経失調、機能失調、心身症など、ストレスが関係する病気は多々有りますが、胃潰瘍・高血圧・うつ病などが
多いようです。 中でも健康を脅かす、各種のがんの発症、女性においては、乳がん・子宮がん・子宮筋腫などの
発症もストレスと深く関係しているとのことです。
「ストレッサー」は、主に次の4つに分けられます。
1.物理的ストレッサー:温度による刺激、騒音などによる刺激など。
2.化学的ストレッサー:酸素の欠乏・過多、薬害、栄養の不足ど。
3.生物的ストレッサー:病原菌、カビ、ダニ、蚊などによる病気によるもの。
4.精神的ストレッサー:人間関係のトラブル、精神的な苦痛、怒り、不安、憎しみ、緊張など。